年齢が一個増えるということについて

気が付いたらなんか一個増えてました。わーわー、おめでとう俺。ありがとう俺。
そして今、ふと考えました。
「あなたが一番欲しいものなーんだ?」
「MP3プレイヤー用の単四電池かなあ」
なんかダメだ。これではダメだ。
そしてこの一年を振り返る気にトントならない俺はすごくだめだ。
誕生日ってのは、そういう節目として活用すべきだきっと。祝う気がないのならせめて。
「じゃあこれが欲しい。誕生日なんだから、いいだろう?」
「ゆってみな」
「タバコ」「却下」「早っ」
まあそんなこんなで20は遠くになりにけり、そろそろ30へのご挨拶も考えねばいけない齢になりました。
「10歳まで生きられないでしょうナリ。こんにゃく芋が斬れないナリ」
と医者に言われていたにしては、なかなかの健闘ぶりだなあと軽く嘘を盛り込んでみました。
あれ?ほんとうに言われていたような気もする。
記憶があやふやすぎて、何も断定口調で書けない僕の人生はどうなんだ。
そういえば「愛はどうだ」というドラマが昔あったなあ。「どうだ」って言われてもなあ。