この笑いのセンス、まさに武士のごとく研ぎ澄まされておる -千早武士道シリーズ-


ニコマススレで紹介されて以来、こっそりハマっていたアイマス紙芝居の一つ、千早武士道シリーズが面白すぎます。
某アリエスP、じゃなくてありすえPのブログで紹介されていたのを見て、
「む、これは話題になるかも」
と思っていたのですが、やはり火がつき始めたようですので、こちらでもご紹介しとうございます。


千早武士道シリーズ
*その6でもう一化けした印象がありますので、そこから見るのも手。というか律っちゃんが可愛いすぎます






     ネタバレ回避用空白








マンガと、映画・アニメの最大の違いは何かと言うと、鑑賞するスピードを製作者・受信者のどちらがコントロールするか?という点に他ならないわけですが、この鑑賞スピードのコントロール、特にギャグものに関しては相当難しいものがあります。
「笑いの間」ほど難しく、製作者のセンスが問われるものはありません。
どれだけネタ的によく出来ていようが、たった1秒の差が致命的な笑いの質量の差を生みます。
ただ、この「笑いの間」、当然のことながら受信者側の個人差も大きく(笑いのツボが人によって異なると同様)、製作者側は常に「自分の笑いの間の一般性・普遍性」を問われることになります。
そういう意味において、この千早武士道シリーズはとても良く調整されており(無意識かもしれませんが、それはそれで素晴らしいことです)、製作者の確かな手腕を感じます。
これはいいものです。
つーか単純に笑えるから見れ


さらに無駄な考察
この「笑いの間」の調整ですが、こうやって考えるとyou_pcPの「ごめんなさいごめんなさい」シリーズの特異性が浮かび上がってきて面白いです。
はっきり言って、遅い。めっぽう遅い。
ストーリー的に考えると、省いてもいいコマも多い。
なのに、だが、それがいい。そこに笑わされ、癒される。 不思議!!
いわゆる「味」と言われる部分がどこからやってくるのか、それを考察することの無意味さ等、色々考えさせられます。
次回で最終回とのことですが、一休みされたら再開されるということですので、ホッと胸を撫で下ろすわたくしでございます。
おっとつい千早には出来ない動作をしてしまいました。フルフラット的な意味で。


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