ダムＰ編

ダムＰ
俺呼んで光と闇の魔術師ことダムＰ。
彼の真骨頂は、ひとえにその圧倒的な世界観の構築である。
とにかく見る者を引き込む構成と演出。
コメントを見ながらの視聴もアイマス動画の楽しみの一つであるが、とにかく一回面はコメントを消して、正座して見よう。
構成上の特徴としては、アップが多い。
千早スキーなおいどんには、なんというごほうび。

代表作
★千早　月下祭偽ＰＶ ver2（要ニコニコアカウント）

如月千早の中の人こと、今井麻美さんが作詞を担当した名曲「月下祭」を使用したのが当作品である。
ファンの方に怒られるかもしれないが、この今井嬢、オールラウンドに全ての歌をこなせるタイプではない。
ある音域の歌を歌う場合、その性能がフルに発揮されるのだが、この曲がまさにそれ。
尋常じゃないほど上手い。上手いとかいうレベルじゃない。鳥肌がもう大変。
そんな名曲を、ダムＰがこれまた完璧なＰＶに仕立て上げた。
夢のコラボレーションという他はない。全てが圧巻である。
（上のYouTube版、どうも音と動画がずれてるようです。ぜひニコニコカウントをとって、高画質版でお楽しみいただきたい）

★千早　あずさ　夢見る頃偽ＰＶ ver２（要ニコニコアカウント）

アイドルマスターの関連ラジオ番組から出ているＣＤ「歌姫楽園」の収録曲を使った作品。（そういえば月下祭も収録されてます）
タイトルどおり、二人のデュエット曲なのだがなんというか最高。
ハーモニーがきれいすぎる。
もう生まれてきてごめんなさい、生きる希望をありがとうだ！（落ち着け）
で、これまたダムＰがこの美しい世界を美しい世界のまま見事にPV化したわけですが、とにかく中盤からの光の演出がもうキレイなんです。
僕がダムＰを光と闇の魔術師と呼ぶゆえんの半分はこのPVにあります。

★春香　さよならを教えて（要ニコニコアカウント）

主人公であるがゆえの無個性っぷりから、びっくりするぐらい人気のなかったありし日の天海春香嬢を、一躍アイマス動画界のトップスターに押し上げた作品群。
通称、黒春香シリーズ。
「実は性格どす黒いんじゃね？」という、中の人がラジオ等でかいま見せる性格をさらに大幅に誇張・歪めたイメージで作り上げられたこのシリーズの金字塔が、当作品である。
怖い。超怖い。もう全てがイヤ過ぎる。
「さよならを教えて 〜comment te dire adieu〜」というサイコマッドなエロゲーの歌を使っているのだけれど、その怖すぎる歌詞と黒々しい演出とが悪い意味で（作品的にはいい意味で）相性抜群。
本当にダムＰは世界観の構築が上手い。ステキング。