見ない動画、見てしまう動画の違い


まずは、製作者の皆様への、土下座から入らせていただきます。
とりあえず再生数が多いのからチェックしておりますスイマセンorz
だらだらじおの収録・編集がある日は特にその傾向が顕著でして、再生数的に目立った3〜4の作品をチェックして終わり、なんてことも。
いかんなあと思います。
神様!毎日大量のアイマス動画がUPされる時代に生んでくれてありがとう!
と思っている身としては、大変いただけない行為です。


で、今日は、見ない動画、見てしまう動画の違いについて語ってみたいと思います。
「見たらすごく良く出来てたのに、きっとここらへんで埋もれてるんだろうなあ」
と、埋もれた名作に出会うたび思ってきたわけで。
そこらへんの、見るほうと作るほうの意識のズレみたいなものが浮き彫りになれば、この記事は成功です。
それでは早速。



説明文編
*作品に関する説明を作者さんが書くスペースがあり、その文頭から数十文字が一覧に表示される。
なので、説明文の頭からこういう内容を書くとマズイ!というのを列挙。


・画質悪いですが…
・どうやったら高画質に…


低画質だと知らされると、それだけでちょっとスルーでございます…
視聴者は、この数ヶ月で鬼の様に贅沢になりました。
やはりまず、中・高画質にエンコードする技術を身につけるのが先決だと思われます。
僕も、日々どうやってラジオの音声を高音質にしつつ、容量をできるだけ小さくし、作業の手間を省くかに頭を悩ませています。
あちらを立てればこちらが立たず、そもそもずぶの素人ですから知識も無いわけで、未だに納得がいくモノは出来ていません。
大変しんどいです。
ですが、最低限の基準というモノは確かに存在し、また、それを決めるのは受け手側なのです。
ですので、やはり最初から低画質だと知らされると、スルーしがちになるのが現状です。
低画質だと書かずにすむ技術を身につけること、これこそがまず必要なのではないでしょうか。
また、「全然画質悪く無いじゃん!」という作品も稀にありますので、そこらへん無駄に謙遜される必要は全くないと思います。


・やっつけました
・とりあえずUP
・そのうち消すかも…


えー、出来れば納得がいく出来のものをですねえ…
この手の説明からは、作者さんのヤル気があんまり伝わってきません。
ということは、今イチなのかな…となるわけです。
ネタ系なら逆に魅力となりえるのですが、コラボPVでこの説明はちとキツイです。
これだけ多くの作品がUPされる現状、マイナス要素の説明はそれだけでスルーの対象になりえます。
これまた、「全然すげえ完成度じゃん!」というのが稀にありますので、頼むから謙遜しないでいただきたい、と思ったりもします。
何度でも言いますが、この業界において、謙遜は美徳ではありません。
見られてナンボの世界ですから。


・○○には目をつぶって
・○○だけは頑張りました


えー、あのー、目をつぶれません!
○○の良さだけでは満足できません!
アイマス動画、特にコラボPVは、オールマイティーな魅力が求められる世界です。
逆に表現すると、作品を構成する要素のうち、一つでも平均を下回るとアウトです。
もちろん、秀でた部分を深く愛し、そうでない部分が気にならないというタイプの視聴者層も存在します。
が、多くの層は、再生10万越えするような化け物作品に目が慣れており、そのような、全ての要素がパーフェクトに近い神作品に出会うことを、最大の喜びと感じていると思われます。
そのような無駄に目の肥えた層からすると、やはり上記のような説明文は、大きな減点対象になるのではないでしょうか。


サムネイル編
*作品中の一コマを切り抜いた画像が表示される枠があり、どのような画像が目を惹くかにについて。


これはもう、普通にアイドルマスターをプレイしていては見れない画像、の一点に尽きます。
そのような画像がサムネイルに使われているということは、エフェクトや合成等の、こった演出が施されているわけで、大変期待感があります。
逆に言うならば、演出が行われていないとそのようなサムネイルが使えないわけで、製作者さんは大変だなあと思うのですが…
とにかくどこかにカッコイイ演出を一つはさんで、それをサムネイルに出力すると、僕のような批評家きどりがホイホイ釣れると思います


タイトル編
*そのまんまー


アイドルマスターってとりあえず入れる


入れないと、検索にひっかかりません。間違いなく埋もれます。
お願いしますorz


・全部英語はキツイ


あ、僕が英語オンチだからではありません。実際そうではあるんですが
「洋楽かなー。わからないんだよなー」という感じでスルーしがちです。
洋楽好きな方には全くわからない感性だと思うのですが、そういう人、多いと思います。
ですので、適当に日本語を混ぜ込むなり、説明文の一発目でフォローを入れるなり、何らかの対策は必要かと。
一度見せちまえば、あとは作品の質が全てを決めます。
実際、多くの洋楽とのコラボPVでうならせてこられました。
是非、一工夫をお願いしたいところです。



大体こんな感じでしょうか。
お気を悪くされた方がいらっしゃいましたら申し訳ありません。
何かを作るという行為は、最初のうちは自己満足で全てが上手く回りますが、いずれ「認められたい」という気持ちがどうしようもなく沸き起こってくるものです。
僕がこれからも、アイマス動画の世界を楽しませてもらうためには、名作良作が正しく賞賛され、そのフィードバックを糧に製作者さんが頑張っていける様にならないといけません。
今回のエントリが、その一助になれば、こんなに嬉しいことはありません。
ということで、これからも楽しませてつかーさい!
アイマス動画見るために生きてんだこちとらよう!