アイドルマスターの三次創作例から何事かを考える


先日、アイドルマスター2007年度日本ゲーム大賞の特別賞を受賞しました
アイマス関連スレや、ニセPの「小鳥のアイマスニュースVol.12」で既に知っておられる方も多いのではないでしょうか。
この受賞に関して注目すべきは、その選考理由の一文


更には、派生コンテンツが生まれるなど、ゲームにとどまらない
フィールドの広がりが評価されての受賞となりました。

という部分であります。
この派生コンテンツですが、公式による

  • 各種ラジオ番組
  • MAシリーズを始めとするCD
  • ライヴを始めとするイベント


は当然として、やはりニコニコ動画におけるアイマス動画文化の事も指し示してるよなあ、という印象を受けます。
印象を受けます、と云うか十中八九間違いないとは思うんですけど。
こうやって二次創作側がネタ元側に何らかの形で貢献をし、ネタ元側も、ある程度大きな心で二次創作側を躍らせることによって共存関係を得ているモデルパターンとして、大変アイマス動画の世界は興味深い観察対象なのですが、既にこの世界、三次創作の段階に入ってますよねえという話がしたかったんです長い前振りだなオイ


例えば、桃月Pの週刊アイドルマスターランキングもよくよく考えれば三次創作ですし、紳士の社交場こととかち未来派リスペクトした作品も数多く作られていますし、閣下で三国統一シリーズのファンの方がOP支援動画を作ってみたり、アイマス動画を元にした短編小説を書かれてる方がいたりと、この様な例は枚挙にいとまがありません。
(そういえば、例のちん刊アイドルマスターランキングなんて、アイドルマスターランキングをパロディ元にした四次創作とも云えるわけで、さすがちんこうPはカオスだぜ!みたいな気がしないでもありません。アキリツ大百科のフル版まだー?)


こういう具合に、三次創作の段階まで入ってくると、その文化も安定期を超え爛熟期に入ってきたなあという印象を受けます。
(随分前からその段階に入ってるわけではあるんですが)
さて、タイトル通り、ここから何事かを考えねばならないのですが、さっぱり思いつきません
だって僕、無責任に楽しんでるだけなんだもんアハハ。
えー、何かないですかねえ。
あー、例えば三次創作になってくると、元ネタの元ネタ(一次創作。この場合はアイドルマスター)や二次創作(アイマス動画文化)の両方の知識が無いと、その三次創作の真の意味での面白さがわからない、なんて状況が生まれがちです。
二次創作でも三次創作でもそうなんですが、元ネタを知らないと楽しめないというのは、エンターテインメントとして二流の域を出ないわけで、そうなってしまうと一次創作に対するリスペクト精神の意味が、個人レベルでの非常に矮小なものとしてしか発揮されない訳でなんか頭痛くなってきました
しかもあれですね、嫌なことに気付いちゃいましたね。
この文章も、三次創作と云えば三次創作ですね。
あれ、もしかして、この文単体でアイマス動画、ひいてはアイドルマスターに対する興味をひきつける様な文章にしなくちゃ駄目みたいな大それた事をさっき頭痛がする前に書こうとしてたのカナー?


‥‥
‥‥‥


楽しんでやろうぜみんな!
それで充分だって!な!



サイト内関連リンク
「アイマス動画」記事一覧はコチラから