名作アイマスMAD「大偶像峠」の作者、風のP引退に関して思ふこと


さて皆様、「風のP」という方のお名前を聞いて、その作品がティン!と来られるでしょうか?
わたくし、恥ずかしながらパッと思いつきませんでした。
アイマス動画廃人を名乗る上で、大変恥ずかしゅうございます。
どうぞ罵ってください。
あ、もう少しデレ気味の伊織っぽくお願いします。
そうそう、「仕方ないわね〜まったく」という、そのニュアンスがとても大事です。
口では何のかんの言いつつも、その圧倒的な依存比率たるや、千早、ショート美希に勝るとも劣らない伊織テイストの重要性をご理解いただけたでしょうか?
ああ、伊織の豚になりたいなあ。


さて、特にオチもつけずに不気味なテイストを残したまま本題に入るわけですが、風のPの代表作といえば、やはりコチラになるかと思われます。



アイドルマスター  大偶像峠


衝撃のデビュー作でした。
この作品、どれだけアイマス動画ファンの心を震わせた事でしょう。
ということで、アイマス動画廃人のたまり場、つまり僕もよく顔を出す所である某ニコマススレの書き込みから、いくつか引用させていただきます。

風のPのデビューは忘れもしない。
えこPのロケットガールと同じ週だった。


大偶像峠。
抜いたのを動かし続ける。
ものすごい衝撃だった。


翌日えこPのロケットガールが来た。
多少とも霞んだ。


しばらくP名が決まっていなくて歯がゆい思いもした。
俺的PランクではぴぴるPと同じ所にいる。
引退とは言わずに休止と言ってくれ。

風のPの峠が7月13日、ぴぴるPの撲殺が7月16日、
この週のコンビで、ただ腹黒いのではない、
「明るい暴君」というキャラが確立したよな。
閣下で三国統一などもこの流れの中にいると思う。

風のPやめちゃうのか
ロケガが上がる直前に貼られた大偶像峠はえこPが霞むくらいのインパクトだったのに

いやー、この作品がUPされた頃が懐かしいです。
当時、アイドル達の動きそのものを切り抜くという技術・発想は、見たことがないものでありました。
わかむらPの「パーフェクトスター・パーフェクトスタイル」、クーマPの「キューティーハニー」が7月初旬にUPされ、その一部にこの技術が見られたとき、僕は口をあんぐりしながら
「あ、アイドル達は新しい舞台を手に入れたナリ!ステージだけじゃなくて、これからはどこでも歌って踊れちゃうナリ!」
と興奮したものです。
う、少し嘘書いた。ごめんナリ。
正しくは、
「なんかステージじゃない背景の上で動いてる!すげえ!わけわからん!かっこいい!あわわあわわ」
まだまだこんな感じでした。
そんな流れの中、大偶像峠がUPされたわけです。
燃える金閣寺、燃える国会議事堂、燃える法隆寺、燃えるビルを背景にネリネリ動く春香さん。
このとき初めて、僕は切り抜きの真の威力を思い知りました。
「あ、アイドル達は新しい舞台を手に入れたナリ!ステージだけじゃなくて、これからはどこでも歌って踊れちゃうナリ!」
と。
大偶像峠は、翌日UPされたえこPの「ロケットガール」と共に、アイドル達がステージを飛び出した記念碑的な作品なのです。
また、上記の引用文にもあるように、「明るい暴君」という、黒春香さんには無い新しい魅力が春香さんに定着したのもこの時期であり、大偶像峠はそういう面においても大きな影響を与えた作品だと思います。
ちょっと調べてみたのですが、同時期に「明るい暴君」イメージで春香さんを扱った作品として、上記引用文の「撲殺天使ハルカちゃん」の他に、「洗脳搾取虎の巻」も該当するのではないかなあと。
ここらへんの「明るい暴君」イメージに関しましては、コチラの黒春香(春閣下)動画まとめ様が今後まとめて下さると思います。
ええ丸投げしましたとも。
餅は餅屋に、春香さん考察は上記サイトのしのんさんにお任せするのが一番です。
そういえば、大偶像峠といえば、緑コメによる名解説が有名ですが、それも黒春香(春閣下)動画まとめ様がまとめておられますので、是非ご参照させてもらって下さい。
「有名ですが」とか言っちゃいましたが、実際に見たことはなかったので大変ありがたかったです。
また、最新の大偶像峠のコメにて、当時の緑コメのマイメモリーが紹介されておりましたので、こちらもリンクさせて頂きます。
緑コメその1
緑コメその2(プロフ付き)


という事で、風のP作「大偶像峠」についてつらつらと書き綴って参りましたが、やはり衝撃なのは上記ニコマススレの引用にもありましたように、風のPがアイマスMAD界を引退されるという点に他なりません。
詳しくは、第三作目である「真っ赤な違い」の比較版にてコメントされておりますので、そちらを読ませてもらって頂ければと思います。
これまで、本当にお疲れ様&ありがとうございました。
見る専に戻られるとの事ですが、多分見てるうちにムラムラしてきちゃうんじゃないかなーという期待をしちゃう私。
無理の無い範囲での復帰作、お待ちしておりますという呪いを送りつつ、この記事をしめさせて頂きます。



サイト内関連リンク
「アイマス動画」記事一覧はコチラから